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vol.7 沖縄ぜんざい

「夏の」定番スイーツ

全国的には冬のスイーツである「ぜんざい」
全国的には冬のスイーツである「ぜんざい」
ぜんざい」と言えば、全国的には小豆を煮た中に餅や白玉などをいれた「おしるこ」を想像される方が多いのではないでしょうか?(関西・関東で違いがあるようですが)
温かい小豆とお餅がやさしく体を温めてくれる、真冬のデザートですね。 
しかし沖縄での「ぜんざい」は180度姿を変えます!

沖縄ぜんざい

ぜんざい380円<br>白玉、じっくり煮た甘い金時豆がポイント!<br>(琉球茶房すーる)
ぜんざい380円
白玉、じっくり煮た甘い金時豆がポイント!
(琉球茶房すーる)
これが「沖縄ぜんざい」です!!
カキ氷がのっています!
冬の甘味だった「ぜんざい」も、沖縄では涼味を楽しむ夏のスイーツなのです。
黒糖やシロップなどで甘く煮た金時豆を冷やし、白玉をトッピングしてカキ氷を上からのせたらぜんざいの完成です。「氷あずき」ににていますが、よりさっぱりしています。
上の写真は琉球茶房すーるさんのぜんざいです。 とっても上品なお味。お豆がしっかり煮てあって、控えめながらもコクのある甘さです。

沖縄ぜんざいのルーツ

麦入りぜんざい(むじ汁の万富さん)
麦入りぜんざい(むじ汁の万富さん)
もともと沖縄には、緑豆を甘く煮て冷やした「あまがし」という菓子がありました。麦が入っていて、豆をかゆ状になるまで煮込んだものです。冷やして夏に食べられることが多く、こどもの日には菖蒲の葉をつかって食べられるそうです。
沖縄ぜんざいは、この「あまがし」に端を発していて、戦後、金時豆や小豆などをシロップや黒糖で煮たものの上にかき氷をのせたことから現在のぜんざいにつながっています。
現在でも、あまがしはスーパーなどで販売されており、夏は冷やして、冬は温めて食べられています。
 
こちらの写真(左)はむじ汁の万富さんの夏季限定のぜんざい。麦が入っています。やわらかく煮た麦に甘味がしみこんでいて美味しい♪
那覇でぜんざい専門店といえば、こちら。
富士屋さんのデリバリーぜんざいです。
ぜんざいがデリバリーで食べられるなんて珍しい!
http://www.zenzainofujiya.com/
最後を飾るカキ氷はぜんざいとは無関係ですが・・こちら「いちご金時」。
 
夏はやっぱり冷たいものを食べるにかぎる!
「ぜんざい」といえば、寒い季節に食べる温かい甘味ですが、沖縄では一年中食べられています。
熱い沖縄そばを食べた後は、つめたーいぜんざいをたべてひんやりすっきりしませんか♪