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vol.11 第一牧志公設市場の周辺散策!

ちょっとした海外旅行気分!?

地元目線で、牧志公設市場の周辺散策のススメ

日常的な食材を販売しているお店が多いので、地元の人が多くいるエリア。
日常的な食材を販売しているお店が多いので、地元の人が多くいるエリア。
少し暗い場所ですが、雰囲気の良い八百屋さんには煌々とした灯りが。
少し暗い場所ですが、雰囲気の良い八百屋さんには煌々とした灯りが。
 那覇のまちぐゎー(市場、商店)観光といえば、市場本通りや平和通りから第一牧志公設市場までが人気です。今回は、そんな観光客の人にはメジャーなエリアの少し奥側、不思議な異国情緒のあるエリアのご紹介です。

 第一牧志公設市場の奥側には「松尾2丁目中央市場」というこぢんまりとした市場が広がっています。歴史のあるお店の間にひょっこりある八百屋さんは、時間が止まったかのような風情です。全国的にも有名になっている「呉屋てんぷら店」もこちらにあり、いつもにぎわっています。
タイルがステキなビル。かつては貿易関連の会社が入っていたようです。
タイルがステキなビル。かつては貿易関連の会社が入っていたようです。
かりゆし通りから浮島通り方面を見ています。穴場のお店がたくさん!
かりゆし通りから浮島通り方面を見ています。穴場のお店がたくさん!
 松尾2丁目中央市場を通り抜けると、今はにぎわい広場になっている第二牧志公設市場のあった場所です。長く続いている和菓子屋さんなど、商店街にあるお店よりも大きめの商店が多くあります。

 ぐるっと浮島通りまで出て散策したら、少し第一牧志公設市場側に戻って、沖縄ならではなお惣菜屋が並ぶあたりの小さな路地を曲がってみて下さい。ちなみに、入り口にお惣菜屋さんが両際に並んでいるこの路地は、以前取材させてもらった「かりゆし通り」です。
かりゆし通りから路地を曲がると、ビルの吹き抜けから青空が見えます。
かりゆし通りから路地を曲がると、ビルの吹き抜けから青空が見えます。
二階部分から下の路地を見ています。
二階部分から下の路地を見ています。
 かりゆし通りの真ん中にある細い路地を曲がると、とても不思議なレトロ…だけではない、アジアンテイストの空間に出ます。白いコンクリートでできた天井は吹き抜けになっていて、幾重か連なるお洒落な格子の上に青い空が見えます。
 この綺麗な吹き抜けのある大きなビルの名前は「ちとせ商店街ビル」。ビルの南側が面している「浮島通り」は、1955年当時の地図を見ると「千歳通り」という名前になっているので、通りの名前から名づけられたのかもしれません。
二階部分の吹き抜け。全体的に丸みがあるデザイン。
二階部分の吹き抜け。全体的に丸みがあるデザイン。
太陽光がとても綺麗に白い壁に映えてます。
太陽光がとても綺麗に白い壁に映えてます。
 こちらのマンションは、1階部分に十字に路地が通されていて、田の字の形にお店が並んだ小さな商店街になっています。小さな商店街とはいえ、新しいお洒落なお店や長く続く食堂もあり、人通りが途絶えない場所でもあります。
 二階部分は、今は洋裁店などのお店が僅かに入店しているだけですが、以前は食堂などのお店もあったようです。
 二階以上の各階にある吹き抜けのある回廊からは、下には商店街を、上には空を見ることができるのですが、まるで日本ではないような不思議な光景が。ちょっとした、海外旅行気分を味わえます。
中央の円形の吹き抜けを見上げています。丸い空が見えます。
中央の円形の吹き抜けを見上げています。丸い空が見えます。
※マンションは2階にもお店は入店していますが、基本は居住区域なので立ち入りの際には住民の方に失礼のないようにお願い致します。