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Vol.5 沖縄そば

沖縄の大衆食といえば、沖縄そば。
県内の消費量は、14~16万食にも上り、換算すると、一人当たり年間約45杯も食べられているということに(!)

宮ら美<br>みそそば 750円
宮ら美
みそそば 750円
沖縄そばの専門店は県内350店舗以上あります。
味噌ラーメンが大好きな編集員が本日であったのは「味噌味の沖縄そば」です。

宮ら美(みやらび)さんの「みそそば」
味は限りなく味噌ラーメンに近く、濃厚なスープと麺の絡み具合が良い感じです。写真では分かりにくいですが、ソーキ(豚肉)の下に山盛りのもやしとキャベツが敷き詰めてあり、普通の食欲の食欲の女性はちょっときついくら、かなりボリューム満点の一品です。

こちらは沖縄そばの中でも「宮古そば」が有名なお店ですが、みそそばも絶品でした。

沖縄そばマメ知識

沖縄そばのルーツは支那そばだといわれています。
小麦粉100%で作られる麺と、あっさりとした鰹節ダシの組み合わせが主流の沖縄そば。
(おかげで沖縄は鰹節の消費量日本一!)
 
そば粉が入っていないのに「そば」と言うことが許される無二の麺類なのです。
沖縄そば<br>パークサイド食堂(桜坂通り)
沖縄そば
パークサイド食堂(桜坂通り)
味噌味の沖縄そばも変り種かもしれませんが、よもぎやゴーヤを麺に練りこむなど、バラエティ豊富な沖縄そばも種類は豊富。
オーソドックスなものの中でも、地域によって呼び名や特徴が異なります。
代表的なのは「宮古そば」「八重山そば」と本島の「沖縄そば」と大きく分けて3つ。

■「宮古そば」@宮古島 
麺は細め。縮れのない平ためのストレート麺。ややきしめん風です。やや硬めの麺とあっさり薄味のスープのお店が多い。
今はそうでもない店も多いようですが、昔ながらの宮古そばは豚肉や波型かまぼこなどの具が麺の下にトッピングされることが特徴だったそうです。(器が小さかったから、お役所の目をごまかすためだった等諸説あります)

■「八重山そば」@石垣島などの八重山諸島
柔らかいけどコシがある丸くて細い麺。具は細切りの豚肉&細切りの島かまぼこが主流です。こちらもあっさり味が多いです。他のふたつとの違いは、一般的な沖縄そばでは、香辛料にコーレーグースを使うところをこちらは「ピパーツ」と呼ばれるコショウに似た香辛料を振りかけるところ。このピパーツは、自生するコショウでは国内で唯一のもので、世界一古いコショウとも言われているそうです。
※コーレーグース=島唐辛子を泡盛に漬け込んだ調味料
どこのお店も自分たちのこだわりのそばを提供しているので、ひとつとして同じ沖縄そばはないはず。
自分にとって最高の一杯を探してみませんか♪