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第1回 沖縄で格闘技を盛り上げたい

真樹道場沖縄支部(真樹ジムオキナワ)会長兼支部長 安里昌明(あさとまさあき)

沖縄を愛し、沖縄で活躍する方々のところへお邪魔してあれこれ聞いちゃう「はたらちゃー名鑑」
沖縄の「はたらちゃー(=仕事人)」は、一体今まで何を経験し、また今後にどのような夢を持っているのでしょうか。

第1回目は、県内4ヵ所で格闘技ジムを運営する真樹道場沖縄支部(真樹ジムオキナワ)の安里会長です。

プロフィール
安里昌明(あさとまさあき)さん
昭和35年1月31日生まれ、那覇市育ち。
K-1MAXに出場を果たしたDAVIDや、MA日本フェザー級王者ライオットらも所属する世界空手道連盟(WKA)真樹道場・沖縄支部長/真樹ジムオキナワ・会長。
1983年 全沖縄実戦空手道大会 軽量級優勝
1984年 全沖縄実戦空手道大会 軽量級優勝
1994年 世界空手道選手権大会 軽量級3位(34歳)
2000年 全日本大会重量級4位(40歳)
2003年 全日本大会重量級2位(43歳)
 
趣味:読書。小説から自伝まで、目に留まったものを幅広く読むとのこと。最近読んだ本は東国原知事の『決断力。』
座右の銘:武田信玄の『成せば成る』。「諦めない心が大事だと思いますし、今まで経験してきた事からもそう言えると思うからです。」 

強くなりたいという思いがきっかけでした

--会長はいつごろから空手をはじめられたんですか?
 
中学二年生のときに始めました。きっかけは単に「強くなりたい」という思いからでした。高校卒業後、東京で三年間修行し、沖縄に戻りました。
 
--なぜ東京で修行しようと思うまでになったのですか?

実戦的なものを本格的に学びたいと考えたからです。
しかし、当時はまだ沖縄にそれを満たすだけの道場がなかった。そこで学生の頃は、夏休みに遊びもバイトもせず、親戚の管理するアパートに泊めて貰い、30日間みっちりと修行に行き、卒業してからは、3年間、道場で寝泊まりしての内弟子修行に明け暮れました。
修行後は沖縄に戻り、色々な道場に出入りしながら修行を続け、全沖縄実戦空手道大会に二年連続で優勝したことをきっかけに師匠である真樹道場の真樹先生に沖縄支部の設立を申し出ました。
--空手は琉球王国発祥の武道だけに、道場も多いですよね。

多いですね。空手のメッカですので。数も500以上あると思います。その中の9割は伝統派空手です。型の伝承を重んじる流派です。

--数ある道場の中でものジムはキックボクシングに力を入れていますが、それはなぜですか?

格闘技をはじめたきっかけは「強くなりたい」でしたので、型を学ぶことよりも、実戦への興味が上回っていました。
そして空手が一番強い!と思って続けていたのですが、ある時、テレビでムエタイ(キックボクシングはこのムエタイを参考に日本で作られた。)を見て衝撃を受けまして。「なんてすごい格闘技なんだ!」と(笑)それでタイに渡ったんですね。そこで色々と学んでいくうちに、うちでもキックボクシングに力を入れるようになりました。
今はK-1などの影響か、若い人の中でもキックボクシングは人気がありますね。
プロコース練習風景
プロコース練習風景
--道場はどんな雰囲気ですか?
 
男女、年齢関係なく体を動かしにきている、という方が9割です。格闘技ではあるのですが、ここで怪我をして日常生活に支障をきたしては意味がないので、
「熱くならないように」指導しています。特に人気なのは「おやじバトルクラス」です。

--「おやじバトル」というのは面白いネーミングですね。どういったものですか?

40歳以上の方でも参加できるクラスです。大会も開催していて、防具をつけての戦いになるのです。やはりずっと訓練していると力試しがしたくなるようで、そんな声から始まった大会です。場所はディスコやクラブを借りてやっています(笑)。
 
--楽しそうですね!でもやはりプロを目指すクラスとなると・・?

生半可は一切許しません。とことんしごきます。しかし沖縄で格闘技をやることは、東京の選手に比べてとても不利なんです。戦いの場が少ないからです。試合では経験の差というのが大きくでます。東京では格闘技選手も多いし、大会も多いのですが、そこは経験の差が出ないように選手を東京へ連れて行き、たくさん試合を経験させるなどの工夫が大事だと思います。

「琉球ムエタイ王国」設立を目指して

--沖縄も格闘技がもっと盛り上れば試合の場も自然と増えますね。

そうですね。もっと沖縄の格闘技を盛り上げて、いずれは東京の選手が沖縄に試合をしに来るまでにしたいと思っています。また、格闘技が盛り上ることは若い人の健全育成にもつながると思うんですね。有り余るエネルギ--を、道場で思いっきり発散して、悪いことをする体力を奪ってしまおう、ということです。(笑)沖縄の人は格闘技好きが多いので、ファンも増えると思うし、できないことでは全然ないと思います。
大好きな沖縄で10箇所くらいジムをつくりたいな、と思っています。

--沖縄のどんなところが好きですか?

ギクシャクしていない、というか・・人の性質だと思うのですが、のんびりしているところが大好きです。東京に少し住んでいたので比べるとやはり癒し度がまったく違いますね~!住むには最高だと思います。よく道場の指導で名護市に行くのですが、帰りに海でふらっと散歩したりして・・とても癒されます。
 
--よく行くお店などありますか?

沖縄そばの食べ歩きをよくしているのですが、亀そばという店によく行っています。アットホ-ムでとてもおいしいです。
--それでは最後になりますが、今後の目標、会長の「夢」をお聞かせください。

やはり“沖縄の格闘技を盛り上げる”ということです。先ほども申し上げましたが、格闘技が盛り上れば若い人の健全育成にもつながると思うんですね。有り余るパワーを格闘技に生かしてもらえれば、沖縄の格闘技も強くなる。まさに一石二鳥です。
また、うちではキックボクシングが熱いこともあり、タイとの交流も盛んにしたいと考えています。
元々沖縄とタイというのは泡盛のル-ツはタイの焼酎だったり、つながりもあります。私は「琉球ムエタイ王国」といっているのですが(笑)、沖縄県にもっとタイの文化、ムエタイの文化を取り入れて格闘技を盛り上げて、『日本のキックボクシングのメッカは沖縄だ』と言われるようにしていきたいと思っています。

MA王者・選手のご紹介!

RIOT(ライオット)選手<br>第14代MA日本バンタム級王者<br>第16代MA日本フェザ--級王者<br>
RIOT(ライオット)選手
第14代MA日本バンタム級王者
第16代MA日本フェザ--級王者
島んちゅ泰選手<br>MA日本バンタム級2位<br>タイトルマッチ目前とのこと!
島んちゅ泰選手
MA日本バンタム級2位
タイトルマッチ目前とのこと!
RIOT(ライオット)選手のブログ http://blog.livedoor.jp/kixboxer_riot/
島んちゅ泰選手のブログ http://blog.livedoor.jp/kixboxer_shimada/
※MA=マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟。キック界最大級の選手数を誇る。

<編集後記>
強くなりたいという思いから空手をはじめ、その後キックボクシングに衝撃を覚えてから早10年。沖縄という本土から離れた不利な環境を打開し、今後の沖縄格闘技界、ひいては若者の健全育成に熱意を燃やしている安里会長。
広い世代の健康のためにも、大好きな沖縄で今後とも意欲的にジムを広げる「夢」をもっている姿はかっこいいものでした。
おやじバトルは好評なようで、参加者はとても多いそうですので、お家でゴロゴロしているお父さんは一度参加してみませんか?(笑)