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沖縄バラ日記

きょうのバラ 「リッチフィールド・エンジェル」

「金持ちっぽい天使」ではありません

2012/03/28

きょうのバラ 「リッチフィールド・エンジェル」

「リッチフィールド・エンジェル(Lichfield Angel)」 デビット・オースチン(イギリス) 2006年作出<br>
「リッチフィールド・エンジェル(Lichfield Angel)」 デビット・オースチン(イギリス) 2006年作出


 デビット・オースチン作出のER(イングリッシュ・ローズ)です。

「リッチな天使!?金持ちっぽい(。´pq`)クスッ」と思ってしまいましたが、英語のスペルは『Richfield』ではなく『Lichfield』で、お金持ちの「リッチ」ではありませんでした。(-_-;) ハズカシイ... 「レッチフィールド・エンジェル」とも読みます。

 白からアイボリーの花色が、どんな(多分強烈な)花色にも合うので、お庭で強い色のバラとバラの間にこれを植えると色の調和がとれていいよ!と、絵具かカーテンみたいなお勧め方ををされていましたが、これだけでも、温かみのある色がきれいで、大好きなバラです。
 後ろのお花は、「オクラホマ」という黒バラ(と言っても赤なんですが)と、ペンタスの白です。<br>
 後ろのお花は、「オクラホマ」という黒バラ(と言っても赤なんですが)と、ペンタスの白です。
 デビット・オースチンは、イギリスのバラ作出家(ナーセリーと言います)で、このデビット・オースチンさんのところで開発されたバラを特に「ER(くどいようですが、イングリッシュ・ローズ。『ER緊急救命室』とは何の関係もありません)」と言います。
 庭植えに適したバラで、花が終わるとバッサーと花が散ってしまいますが、つまりそういうふうに花が散ってくれるので、常に見苦しい花がない状態でいてくれるところが、手間いらずできれいな庭を保てますよ、という事みたいです。
 確かに他のバラは咲ききった後花びらがへばりついてしまい、咲きがらを切らないと見苦しいものが多いですが、イングリッシュ・ローズは、まだまだきれいなのに、いさぎよく花びらが落ちてしまう花が多いようです。
 ところで、「リッチフィールド・エンジェル」という名前は、デビット・オースチンさんの農場の近くにある、リッチフィールドという町の大聖堂で2003年に発見された、8世紀ごろ石灰岩に彫刻された大天使ガブリエルのパネルからとったそうです。天使の石の色と、この花の色が似ているので名付けられたそうですが、ん?でも、積んだばかりの琉球石灰岩の色も、よく似ているような気が。。。
これが「リッチフィールド・エンジェル」。バラから想像していたのとイメージがちょっと違う。。。。(顔怖っ)
これが「リッチフィールド・エンジェル」。バラから想像していたのとイメージがちょっと違う。。。。(顔怖っ)
琉球石灰岩。最近よく沖縄県内で、公共の建物や住宅でも見かけますが、クリーム色できれいですよね。
琉球石灰岩。最近よく沖縄県内で、公共の建物や住宅でも見かけますが、クリーム色できれいですよね。
ということは、もし沖縄だったら、たとえば「中城城址の地蔵」(無いけど!!)とでも名づけられちゃうんでしょうか!?などと、つい妄想してしまいます。