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うちな~スタイル☆レシピ

第3回 ナーベラー味噌(ヘチマ味噌)

ナーベラー味噌(ヘチマの味噌炒め)

 沖縄県では一年中家庭や食堂で食べられている野菜「ナーベラー(ヘチマ)」。近年では、ゴーヤー(苦瓜)は全国のスーパーで購入できますが、ナーベラー(ヘチマ)はまだまだ沖縄県内での消費が圧倒的です。
 ヘチマといえば、化粧水や繊維だけの硬いたわしを思い描くかたもいるかもしれませんが、食用のナーベラーは、若くて水分の多い実を使うため、食感はやわらかく甘味があります。また、夏野菜として夏バテ防止にも効果があるといわれています。
 
 暑い夏にお勧め!ナーベラーを味噌で煮た「ナーベラー味噌」の作り方を、那覇市の「とまりん」すぐそばの、沖縄料理店「酒膳 じゅん」さんの女将に教えていただきました。

■ □ ■材料(1人前)■ □ ■
ナーベラー(へちま) 1本
あわせ味噌 70g…大さじ4程度
島豆腐 お好みの量
  ※木綿豆腐で代用も可能です。崩れにくい硬さのものを。
ポーク(ポークランチョンミート=SPAMなど) お好みの量
ニラ お好みの量
  ※ニラが無い場合はネギで代用も可能です。
 
 
サラダ油 適量
みりん 適量
味の素 少々

レシピ 先生「酒膳じゅん」女将:山城さま

★調理の前のポイント★
 ●ナーベラー選びのポイントは、「比較的小さく」「やわらかく」「青々としたもの」を選ぶこと。
   熟しすぎてしまうと、弾力性がなくなり、繊維が硬くなってしまいます。
 ●あわせ味噌とみりんをあらかじめ溶かしておき、食材にからみやすくしておきます。
 ナーベラーは皮むき器で外皮の緑が残るぐらいに薄く皮むきします。
  縦半分に櫛切りし、それぞれを斜め5ミリ程度に薄く切っていきます。
 
★ポイント★ 厚く皮をむいたり細く切ってしまうと、炒める途中で形が崩れてどろどろになってしまうので注意!
 油を引き加熱した中華鍋(又はフライパン)に、ざっくり切った島豆腐を入れます。表面全体に焦げ目をつけることで、形崩れを防ぎます。
続いて、ポークランチョンミートも焦げ目を全体につけます。
 水分を含む食材を入れていきます。
 ナーベラーをさっと炒め、味の素、みりんで溶いた味噌を加え、最後にニラを加えます。
 味付けの調整で、みりんをお好みで加えます。
 ナーベラーへ火が半分通った程度で、火を切ります。火の通しすぎは汁が出てしまうので余熱を利用します。
 
★ポイント★ 材料をそろえておき、炒める過程からは手早く一気に調理すること。ナーベラーの水気が出てどろどろすることなく、素材の食感を楽しめます。
ナーベラーの甘みに味噌がマッチしています。ナーベラーのナスのようなぷるんとした食感もたまりません。ポークランチョンミートやニラも食欲をそそります。<br>今回はお家で作るように教えていただきましたが、お店のメニューではちょっと隠し味がされていて、一味違ったお味で美味しいです!
ナーベラーの甘みに味噌がマッチしています。ナーベラーのナスのようなぷるんとした食感もたまりません。ポークランチョンミートやニラも食欲をそそります。
今回はお家で作るように教えていただきましたが、お店のメニューではちょっと隠し味がされていて、一味違ったお味で美味しいです!

お店情報★「酒膳じゅん」

お店の外に屋台を出しています。<br>那覇市内なら宅配も可能。詳しくはお電話で!
お店の外に屋台を出しています。
那覇市内なら宅配も可能。詳しくはお電話で!
●〒900-0016 沖縄県那覇市前島2-11-15
●TEL 098-863-5222
●営業時間 18:00~翌5:00 (ラストオーダー翌4:00)
●定休日 日曜、祝日
 
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