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第4回 こども科学クラブ「電気をつくろう!」

太陽光発電、風力発電などなど

独立行政法人科学技術振興機構(JST)が実施する、「地域の科学舎推進事業」。
国民の科学技術についての興味・関心を深めるために行われているものですが、今回は生活に身近な「電気」についてみんなで楽しく学んでいるところをレポートします。

みんな伊佐先生のお話を真剣に聞いています
みんな伊佐先生のお話を真剣に聞いています
7月26日(日)9:00~那覇市立銘苅小学校 地域連携室にて。
子ども科学クラブ「電気をつくろう!環境にやさしい発電」が開催されました。
 
まず始めは「人間のエネルギー使用の歴史、地球環境の変化」について伊佐常正先生(那覇市久茂地小学校元校長)のお話です。
わいわいにぎやかです
わいわいにぎやかです
次は環境教育に取り組んでいる、沖縄シャープ職員新城先生より地球温暖化や自然エネルギーについてのお話。よく聞く言葉だけど、実際はどんなもの・・?
クイズや実験を交えて子どもにも興味、関心がもてるような楽しい授業が展開されます。
ニュースを見るだけではわからないことも遊びながらの授業でなら興味深々!
意外に身近なところに風力発電装置があるんですね
意外に身近なところに風力発電装置があるんですね
その後太陽光発電、風力発電を実際に行っている銘苅小学校の屋上に行きました。発電施設を間近で見学!
実際のソーラーパネルや風車を見ながら、その仕組み、効果をレクチャーしていただきました。
見学が終わった後は、実験・工作キットを使って、太陽光電池の実験!
さらにペットボトルを使った風力発電機の工作も体験できました。

ゲームやレクリエーションを通して学ぶecoは、子どもも大人も楽しめます!これを機会に省エネ、ecoへの関心を高めていきたいですね。
太陽光発電豆知識

今では家庭にも普及しつつある「太陽電池」。開発は今から約55年前。アメリカである研究が行われている中で、副産物のように発明されたというエピソードがあります。

発明当事は非常に高価なものでした。今のように一般家庭で普及されるものではなく、ある特殊な用途に使用されていました。

その“特殊な用途”というのは、なんと人工衛星。

実は世界で始めて太陽電池が実用化されたのは、人工衛星だったのです。

宇宙では外部から電力を供給することができません。なにもない宇宙でもっとも適した電力源、それこそが太陽光電池でした。打ち上げから6年もの長きにわたり、陣子衛星の昨日を維持するための電力を発電し続けた太陽電池。これは初の実用化事例となり、人工衛星にとっても歴史に残る出来事となりました。

その後オイルショック、地球温暖化などの社会問題を経ることで、太陽電池はその需要を高めていったのです。