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沖縄バラ日記

今日のバラ「真宙(まそら)」

孫はかわいいけれど、子育てには厳しさも必要?

2012/06/07

『真宙(まそら)』 吉池貞藏/日本 2009年作出
『真宙(まそら)』 吉池貞藏/日本 2009年作出


なんて読むかわからなかったのですが、「まそら」と読みます。お孫さんの名前なんですって。
最近日本で作出されたバラですが、イングリッシュローズの銘花「ヘリテージ」の血を引いているそうです。
確かに花の形は似てますが、ヘリテージと違って花持ちがとってもよく、色も元気なアプリコットなので、ずいぶん印象はちがいます。
オレンジ系のフルーティーな良い香りがする、とってもかわいらしいバラです。

第3回国営越後丘陵公園国際香りのばら新品種コンクールで金賞、国土交通大臣賞も受賞。
その香りは『フルーティ、ティーの香りにフレッシュなオレンジ果皮のような酸味があり、女性らしい甘さと親しみやすい清潔感がある調和が良い香り』と評されています。
確かにヘリテージっぽい?ちょっと違う?(〃゚д゚;A アセアセ・・・
確かにヘリテージっぽい?ちょっと違う?(〃゚д゚;A アセアセ・・・

まだ半年ぐらいしか育ててみていませんが、樹も頑健で、次々蕾をつけてくれて、さすが金賞!
最近のバラは、強さ、美しさ、香りがすべてそろったものが多いのですが、この真宙ちゃんもまさにそう。
さらに日本作出のバラなので、他の外国のバラよりも、日本の高温多湿の気候に強いような気がします。
同じ環境でも、イングリッシュローズが軒並み調子の悪いここ沖縄でも、群を抜いて元気でいてくれて、本当にいい子です!(b^ー゚)!!

そして「きれい」より「かわいい」って感じが、元気いっぱいの子供みたいで、お孫さんの名前をつけたというエピソードがしっくりきます。

でもまだ樹が育ちきっていないのに蕾がどんどん付くと樹がへばってしまうので、最近は蕾は摘んで、樹を育てています。
これを摘蕾(てきらい)と言いますが、バラ初心者の去年は意味も、どうやっていいかもわからず、もったいないし、かわいそうだしで蕾をつめなかったのですが、今年はバシバシ摘蕾実施!
樹が元気がないのに蕾をつけても、ショボい花しか咲かないし、最悪その後樹が衰弱死・・・というパターンも結構多いようなんで (というか、私が下手くそなんですが)、迷いが消えました!

バラは、剪定も「えー、そんな切っちゃって大丈夫なの!?」ってぐらい思い切ってやったほうがいいらしく、なんでも「バラの剪定はにやらせろ」と言うバラ大家がいるぐらいなんだそうです。 ( ̄□ ̄;)!?エーホント!?

子育てと同じで、時には厳しさが必要といったところでしょうか。